9月12日、東京の御茶ノ水で開催された全国労働金庫協会第26回理事・監事セミナーの講師にお招きいただきました。
キリンビールの元代表取締役副社長の田村潤氏の前座を担当させて頂きました。田村氏の演題は「キリンビール高知支店の奇跡~勝利の方程式は現場で拾え!」です。豊富なご経験に裏付けられた企業理念を大切にする経営と現場力の重要性について講演されました。
講演の合間に雑談でき、さらに夜の懇親会もお席を隣にさせて頂き、さらに踏み込んだ企業トップとしての責任ある言動・行動、そして覚悟と実践知をお聞きすることができました。その迫力に感嘆でありました。また、田村氏の初任地は、岡山工場であったと懐かしく、また、微笑ましい岡山での思い出話をご披露いただきました。
また、主催者である全国労働金庫協会の中江公人理事長とも、ずいぶんと突っ込んだ意見交換をさせて頂きました。中江理事長は、大蔵省主計局主計官(外務、通産、経済協力係担当)、金融庁総務企画局総括審議官(兼)総務企画局証券市場行政総括官などを歴任、そして防衛省第28代防衛事務次官を経られて現職です。
元は大蔵官僚とはいえ、防衛省事務官のトップが労働金庫のトップというのも興味深いと申しましょうか、時代の流れとでも申しましょうか、大所高所からの勤労者自主金融についてのご持論を拝聴させて頂きました。誠実なお人柄に敬服です。
田村潤元キリンビール副社長、中江公人理事長、加藤幸博専務理事と記念撮影をさせて頂きました。貴重な機会を頂きました全国労働金庫協会関係者の皆様に感謝です。
さて、疲れがたまって宵の口に休みましたら、中途半端な時間に目が覚めコンビニ散歩いたしました。神田、お茶の水界隈は零時辺りも電車がひっきりなしに通り過ぎます。
東京時代の遠い思い出が、刹那、刹那にフラッシュバックします。
次々と通り過ぎる電車の音が、その思い出を打ち砕いてゆく、なぜか、そんな気持ちになりました。
バブル期と崩壊期という天国と地獄をすごしたせいかも知れません。