全国でまちづくり会社を設立して、まちづくりを進める取り組みが展開されています。こうした中で、岡山市でも「行きたい・居たい・住みたい街へ」を企業理念として「岡山市中之町街づくり株式会社」が設立されました。その事務所は表町商店街の一角にあり、本格的なオープンを控えたオフィスを1月13日におたずねしました。
表町商店街は400年の歴史を持つ商店街であり、その長さはアーケードの総延長だけでも1キロを越えます。生活拠点づくりの視点から、市街地整備への新たな取組み、川崎病院が新しくなる流れを活用したまちなか居住の推進、市が計画している市民会館の建設に合わせた公共公益施設のソフト面での活用支援、新たな商店街でのビジネス展開、路面電車やバス交通利用の促進を図る公共交通施策など様々な事業に取組むことが期待されています。そのコンセプトの明確化やロードマップづくりが当面の大きなテーマになりそうです。
また、具体的なまちづくりにつながるソフト面での取組みを起点とした成功事例を積み重ねていくなかからファンや支援者を増やしてゆくことが重要となります。
頑張っていただきたいし、大学としても応援できることを考え、きちんと取り組む体制を整えたいと思いました。