波上宮を後に、沖縄県立博物館・美術館を訪問させて頂きました。この建物は琉球国をモチーフにした造形で、入り口には、沖縄の伝統的な民家が鎮座していました。館内は、博物館と美術館が同じ建物に同居する構造で、まず、美術館から拝観しました。地元の沖縄を感じる絵画の数々に目の保養をさせて頂くことができました。
博物館は、「首里の旧博物館の規模、目的、性格、事業等をより広く、より深く、より大きく発展させ、21世紀にふさわしい博物館づくりに努めた」との宣言どおり、古代から現代までの沖縄、琉球の自然、歴史、文化、人の暮らし、戦時下の再現など、体系的に広く調査研究、収集した資料を、壮大なスケールで拝観できるようにコースが組み立てられていました。
ひとつ一つ丁寧に見て歩きましたら、広くて、途中で足が疲れてしまいました。
この歳になるまで、内外、いくつかの博物館を拝観させて頂きましたが、とても深く心に刻まれた博物館でありました。
那覇では、国際通りのお店で夕食をとりました。ご紹介いただいたお店は琉球料理、沖縄料理の老舗名店の第4代目「おもろ」にて、上品で味わい深い料理の数々を賞味させて頂きました。柳田国男をはじめ多くの民俗学者や工芸作家など、有識者から文人墨客、芸術家までに、長く愛されたお店であると知りました。
ところで、夏の高校野球のシーズンであり、優勝されましたが、沖縄尚学の試合に、まちなかは応援一色で、その試合中は、那覇のまちから人出もタクシーも消えていました。
優勝おめでとうございます。
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