ツツジの季節に議論も萌える


岡山大学では津島、鹿田両キャンパスを繋ぎながら、ウェルビーイングを地域と連携して実践する企画打ち合わせが続きます。4月17日、医学部保健学科の中庭はツツジの季節です。
また、鹿田キャンパスもあちらこちらで花を楽しめる季節になりました。

翌4月18日は、すっかり耐震補強工事が完了した岡山県庁8階でASEAN展開とインバウンドミーティングがありました。
8階からの岡山城の眺めは、高低差が無いためか、一段と格別でありました。
工事完了を記念して、新しく展示コーナーが開設され、県庁の歴史を学ぶことができました。
さらに昔の地下階段を眺められるコーナーが目を引きました。

そして、同日、夕方から再び岡山大学鹿田キャンパスJunko Fukutake Hallで、創薬分野でのスタートアップ起業をテーマとしたセミナー「スタートアップ成功を目指して~スタートアップ事例とGAPファンドの紹介~」が開催されました。セミナーは会場とオンラインのハイブリッド形式で行い、教職員・学生や企業関係者など約60人が参加しました。 このセミナーは、教職員・学生のアントレプレナーシップ精神を涵養するとともに、スタートアップ起業を後押しすることを目的に、本学研究・イノベーション共創機構スタートアップ・ベンチャー創出本部が企画したものです。同機構の中山雅敬教授による創薬スタートアップ設立事業のキックオフイベントにも位置付けられました。
冒頭、開会挨拶を担当させて頂きました。

また、4月19日、岡山大学起業部主催による2024年度キックオフイベント「学問と挑戦の二刀流」を本学津島キャンパスの共育共創コモンズ(OUX)で開催しました。本学の卒業生であり、日本のスタートアップ・エコシステム構築の立役者である経済産業省大臣官房の石井芳明参事のほか、業界を変革する日本のトップランナー起業家をお招きしての開催で、昨日に続いて開会挨拶を担当させて頂きました。
特別講演で石井参事は、「社会課題の解決を成長のエンジンとする『新しい資本主義』の実現を加速するため、国はスタートアップの育成に力を入れており、現在、各省庁による重点的な支援が行われている。この波に乗ることが重要」と強調、続けて、学生に対し、「起業はあくまでも方法であり、目的ではないが、このような時代にあって学生時代に起業の方法を学び実践することは大事」とアドバイスするとともに「行動できるのが学生の特権。海外に出たり、専門が違う人と交流するなど、行動してください」とメッセージを送ってくださいました(岡大HPから引用、詳しくは下記をご参照)。

そして、4月25日は、東京大学から学生発ベンチャー活動に取組んでおられる松井克文先生をお招きして、東京大学のテックガレージの実践展開についいて、岡山大インキュベータを会場に開催いたしました。企画・招聘ならびに当日の運営を志水武史准教授・研究・イノベーション共創機構スタートアップ・ベンチャー創出本部本部長が担当されました。格の違いを痛感しつつも希望とファイトが湧きました。岡山地域の特色を活かして前進します。ツツジにあわせて、半田山の新緑が鮮やかです。

良き季節に、良きしつらえの空間にて、良き眺め、良き議論であります。