第5回倉敷市真備地区復興計画推進委員会


ようやくここまで来ました。10月13日、復興5カ年計画の最終年度、第5回倉敷市真備地区復興計画推進委員会が、倉敷市真備支所で開催されました。
まだまだ課題はありますが、各地区まち協会長からの復興活動報告に笑顔が溢れました。
行き届かぬ委員長ながら大役を果たすことが出来ました。

伊東香織市長の挨拶を引用しますと、「平成30年7月豪雨災害から、今年で5年を迎えました。この5年の間、住民の皆様のたゆまぬ努力、国・県・他の自治体、各種団体・企業の皆様、ボランティアの皆様をはじめ多くの方々のご支援に、改めて心から感謝申し上げます。現在、真備地区の復興は、令和5年度末までの計画に沿って、各事業の総仕上げが進んでおります。被災した学校・園や文化施設などの公共施設の復旧は、令和3年秋までに全て完了したほか、治水対策についても、令和4年3月に小田川の堤防強化が概成し、有井橋や岡橋などの開通により避難道路整備などの安心に繋がる取組も進み、今では国の小田川合流点の付替え事業や県河川の堤防嵩上げ等の進ちょくも8割を超えております。また、見守りや心のケア等の支援についても、倉敷市真備支え合いセンターをはじめ、関係機関が連携して、支援を要する方々の状況に合わせた対応を行っており、この災害により、自宅を離れ、仮の住まいでの生活を余儀なくされていた方々も、今年7月5日までに全ての皆様が住まいを再建されました。また、復興のシンボルとして整備を進めている防災公園は、名称を「まびふれあい公園」とし、人と人とのふれあい、災害への備えという面も含めての自然とのふれあいを感じられる場として整備し、平常時と災害時の両面で活用でき、地域の発展にもつながる公園として、今後の歩みを進めるさらなる力にしていきたいと思っております。
本市としましては、今後も、被災された皆様に一日も早く安心して落ち着いた生活を取り戻していただけるよう引き続き全力で復興に向けた取組を進めてまいります。」


真備の街中には、うどん屋さんが増えました。
復興を牽引してこられた「さるや」さんにて特製全部入り「大猿うどん」で、長かった5年間を振り返りながら、今日の日を祝いしました。
しっかりと噛みしめながら味わいました。