11月29日、岡山県商工会議所連合会が平成24年6月に実施した「倉敷・大型商業施設の影響調査」の結果分析を依頼により担当しました。その調査結果を総社エリアでの回答を中心に総社商工会議所で開催された「第4回総社市中小企業振興特別委員会」にて報告させていただきました。
ここでいう「倉敷・大型商業施設」とは、三井アウトレットパーク倉敷(平成23年12月1日開業)、アリオ倉敷(平成23年11月25日開業)、イオンモール倉敷(平成23年10月28日リニューアルオープン)を指します。今回の調査で「倉敷・大型商業施設」が、倉敷市と隣接する総社市を含む岡山県内の小売業、サービス業に大きな影響を与えている事実が明らかとなりました。また、地域住民への影響をはじめ将来の小売業、サービス業の方向性を考えるうえで有効な回答が寄せられ、多くの貴重な声や示唆を得ることができました。
併せて、岡山県の小売業、サービス業がさらなる活性化を図るためには、今回の調査結果を起点として、「倉敷・大型商業施設」はもとより、平成26 年に岡山駅に隣接して開業が予定されているイオンモール岡山駅前(仮称)をはじめ、岡山県内の大型商業施設と小売業、サービス業の関係性を明らかにし、その共存策を思考する必要性を感じた次第です。
▲ 総社商工会議所の役員室
講演の前後で、田辺豊専務理事から、これからの総社の進むべき方向性について、岡山市や倉敷市に隣接する立地環境の良さ、古墳群や国分寺をはじめとする吉備路の歴史と文化、そして清流高梁川の自然環境を活かしたまちづくりを進めるための施策案をご披露いただきました。改めて打ち合わせの会を持たせていただくことをお約束して失礼申し上げました。
なお、本報告書は公開されており、下記リンク先よりご覧頂くことができます。興味やご関心ある方はダウンロードしてくださいませ。
総社商工会議所で「倉敷・大型商業施設の影響調査」結果を報告
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