一般社団法人全国労働金庫協会主催の「第5回有識者懇談会」が、12月27日、東京大手町のKKR ホテル東京で開催されました。同協会、連合会では理事長が、中江理事長から西田安範理事長(元防衛審議官)に交代されました。テーマの一つは「SDGsが説く全ての人々が必要な金融サービスにアクセスでき利用できる「誰一人取り残さない金融包摂」の考え方」についてです。
有識者として、東京都立大学人文社会学部で子ども・若者貧困研究センター長の阿部 彩教授、法政大学大学院連帯社会インスティテュートの伊丹謙太郎教授、明治大学政治経済学部の大高研道教授、明治大学経営学部の小関隆志教授、日本大学商学部の長谷川勉教授、そして小職が参加、全国労働金庫協会と労働金庫連合会の役員全員が出席しました。今回は、外部講師による講義と参加者全員が参加して対話の時間をとり、腹蔵ない熟議が行われました。外部講師は、①江上広行氏の講義とグループ対話(環境変化、パーパス、ビジョン)、②山口省蔵氏の講義とグループ対話(変革と対話)、③新田信行氏の講義とグループ対話(協同組織金融機関の変革)でした。
メンバーはグループに分かれて具体的なアクションプランを検討、提案しました。本音の議論をできる機会を与えて頂き関係者に心より感謝いたしました。