玉造温泉を発って、宍道湖を眺めながら、一路、「出雲大社」を目指しました。
久しぶりの出雲大社です。公式HPには「八雲立つ出雲の国が神の国・神話の国として知られていますのは、神々をおまつりする古い神社が、今日も至る処に鎮座しているからです。そして、その中心が大国主大神様をおまつりする出雲大社です。大国主大神様は、広く“だいこくさま”として慕われ、日本全国多くの地域でおまつりされています。大神さまがそれぞれの地域でお示しになられた様々な御神徳は数多くの御神名によって称えられております。」と紹介されています。 今回は気ままな一人旅ですので、拝殿、本殿、素鵞社(そがのやしろ)をゆっくりと時間をかけて巡りました。本殿の造りを眺めているとあっという間に時間がたちました。ご神馬、ご神牛を撫でて、ご利益を祈願しました。
御朱印帳を買い求め、最初のページに御朱印をお願いしたら、「参拝」の手書きの二文字に大きな「出雲大社」と彫られたハンコが押されました。
また池の紫陽花が見頃でしたのでゆるりと時間を過ごしました。
何度訪れても荘厳な大社であります。 出雲大社から日本海へ出て、日御碕(ひのみさき)をめざしました。
ここの日御碕灯台は、明治36年(1903)に設置され、高さ43.65mと日本一高い石造りの灯台であり、全国にある登れる灯台16基の中の1つで、展望台から見る景色は絶景だそうです。灯台から海岸沿いを散歩しますと経島(ふみしま)がみえてきました。ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定され、5月から6月に子育てをおこなう数は数千羽らしく、確かに島から港までがウミネコの鳴き声にあふれていました。7月頃になると北に渡ってゆくそうです。 そして島から港へ下ってゆくと、朱塗りの「日御碕神社」(ひのみさきじんじゃ)がみえてきました。ここは「日沉宮(ひしずみのみや):祭神は天照大御神と神の宮(かみのみや):祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)の上下二社からなり、社全体が鮮やかな見事な朱塗りです。日沉宮は伊勢大神宮の「日の本の昼を護る」に対し「日の本の夜を護る」ようにとの神勅により名づけられた社である」と説明されています。
出雲大社も日御碕神社も誠に見事な神々の国である島根県を代表する国の理(ことわり)を示す歴史遺産です。
仕上げは宍道湖の天然鰻で結びました。出雲市の老舗の料亭「ひがしや」です。
女将さんが座敷へ通して下さり、温かなおもてなしを頂きました。
今年は、逆に養殖ウナギの稚魚が捕れないため品薄だそうです。
素晴らしいお味の出雲の天然鰻を食することができました。
届いた4人の孫の元気な写メを眺めつつ健康を祝ったジイジの父の日の休日でした。
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