JR津山線で美作県民局へ向かいました。
11月22日は、令和3年度美作地域自治体職員等研修会の第2回目です。
車窓からの雨中里山の景色に癒されました。
列車と南天の朱色が雨で輝き鮮やかです。
会場には続々と管内自治体職員の皆さんが集まりました。
各自治体の産業構造を、国のRESASを活用してマクロ的な視点で把握、そして各自治体の主要産業の業種の動向や個別企業を分析し、具体的な施策を検討につないでいきます。
本研修の相棒は新見公立大学長宗武司先生です。
前半は、長宗講師により、地域経済構造分析がスタート、産業・経済分野の統計資料の概要説明から理論の説明(経済基盤モデル、特化係数、チャート図分析)がなされ、RESASを用いて個別自治体の産業特性を分析しました。
後半は、小職より、特定した分析産業の業種の動向、個別企業の分析、具体的な産業振興施策の検討の見方、そして「地域の産業」の活性化に向けたアクションプラン構築のアプローチ手法を習得して頂きました。特に、業種別審査事典を引用して、地元特定企業の見方、業種把握、業界動向の見方・考え方についての概要をご説明いたしました。
いよいよ第3回では、自治体の産業振興策の具体プランについて、グループワークの上で、提案書を作成、発表頂きます。