NHK大河「青天を衝け」と井原市

地方創生のお手伝いをしている井原市さんが、6月18日、NHK大河「青天を衝け」第18回に登場しました。

主人公の「日本資本主義の父」とも称される渋沢栄一です。

渋沢栄一は、一橋家の家臣となり、慶応元年(1865年)春、農兵を集めるため、領地であった備中国西江原村(現岡山県井原市)を訪れました。

滞在中には、興譲館の館長であった阪谷朗廬と語り合い、親交を深め、農兵の募集では大成功をおさめ、苦労の末に農兵200名を集めることができ15代将軍の慶喜に認めらたとされています。


まさに、井原は栄一にとって世に出るきっかけとなった地でした。

渋沢栄一が朗廬と面会したとされる興譲館講堂は、現在でも当時のまま残っています。

また、興譲館高校の校門に掲げられている「興譲館」の扁額は、栄一が明治45年(1912)に揮毫したものです。

このように、井原市内各所に渋沢栄一ゆかりの地があります。

大河で歴史に興味を持つようになった、われわれTV世代と違い、ネット世代の大学生にはやや認知度が低い模様です。

ともあれ教材利用と評判評価も含め録画しました。