再手術前、最後の現地打ち合わせ会を、2月4日、井原市で行いました。
市役所の三密対策がされた市長応接にて、大舌勲市長と2時間ほど今後の地方創生の進め方について意見交換をいたしました。
そして少し遅いお昼を、いまでは県外からも食べにくる方が急増している笠岡ラーメンの店「笠北」で頂きました。
それから井原駅舎へも久しぶりに出かけ、地方創生の第1ラウンドで、国からの資金を活用して改装した駅舎内のデニムショップの様子を見学して廻りました。
お店に方から少しお話をうかがいました。
駅舎内にしつらえたショップですので、井原鉄道との関係性強化が課題となっています。
また、同時に来客を増やすためには、井原駅から井原市内の観光スポットをつなぐ2次交通の多様性確保も地方創生のシナリオを描く上では大きな課題です。
例えば、井原駅から車で10分ほどに、由緒ある「嫁入らず観音」(お参りすれば、お嫁さんに迷惑をかけずに健康なままで成仏できる)があります。
途中、井原市のスポーツ施設などがある市民には利用率が高いエリアです。
ここも久しぶりに訪問いたしました。
平日のため仕方ないとは申せ、残念ながら人の気配はありませんでした。
さて、井原市を後にして笠岡市まで南下いたし、道の駅「笠岡ベイファーム」に立ち寄りました。
ここは平日とはいえ、大勢のお客さんで賑わっていました。
大きな区画一面に菜の花が咲いており、気持ちを和ませてくれます。
訪れる人は、この菜の花畑でインスタ映えを狙って、そのついでに道の駅に立ち寄るパターンも多いと思います。
ここは笠岡駅から離れているので、マイカーや観光バスが立ち寄るポイントになっています。
さて、笠岡市を後に帰路につきました。
国道2号線を岡山市方面に向かい、途中でお土産を買いたくなり、金光町に立ち寄り、定番に近くなっていますが、金光饅頭とお煎餅を買い求めました。
今回は、せっかくなので境内を少し回らせて頂き、教祖の居宅「立教聖場」を拝観させて頂きました。
金光教さんは幕末に民間で発生した神道教団で教派神道、神道十三派のひとつ。金光教は、奈良の天理教と先日参拝した黒住教さんと併せて幕末3大新宗教であり、岡山県には二つの本部があります。
岡山には仏教界でも臨済宗の開祖である栄西、浄土宗の開祖である法然、また、雪舟も岡山県の出身です。さらに良寛も10年以上、岡山で修行をつんでいます。
宗教の世界でも歴史に彩られた土地柄であります。