対面で夏季集中講義

新型コロナ禍の影響でキャンパスでの授業がオンラインに切り替わり夏が来ました。

8月17日、18日、夏季集中講義は、今年度初の教室での対面授業として実施いたしました。

この二日間は、1時限から7時限まで続けて「現代コミュニティと地域創生」の授業を完全講義形式で実施(一般教養科目)、その環境は、教室の前と後ろのドアを開けたままで、廊下を吹き抜けにして風を通しながら、真ん中の列を空け、教室の窓も休憩時間に全開にするなどいたしました。

例年は200名定員で実施の授業ですが、3密を避けるため抽選で80名弱に絞って開催せざるを得ませんでした。

講義に際しては、教員の表情が大切であろうと、100キンで購入したフェイスシールドを用いて開始しましたが、安物のため、逆に視界不良に陥り使用を断念、結局、マスクでの講義となりました。

長丁場ですし、グループワークはもちろん、学生に意見を求めることも前後の学生に気を使うとできませんので、間断なく話しっぱなしですので息苦しさこの上なしで、マスクをつけたまま聴いている学生たちも、まるで「修行」の様相で、申し訳なく感じました。

途中で地域の課題を扱ったニュースや特番の映像など、小職が出演している地域創生に関する内容も入れ込みながら、二日目の午後には、やや呼吸が苦しくなり、とうとう椅子に座っての講義とならざるを得ない始末となりました。

来週は、理科系の大学院生を対象にした、もうひとつ2日間の夏季集中講義があります。今回の反省を活かして、学生たちが疲れない工夫を少しでもしたいと思います。