雨の一日

倉敷市は、岡山県内では高梁川流域の中核として地方創生活動を積極的に展開しています。平成29年度内と来期平成30年度に向けた産官学民連携による地方創生活動をテーマとした打合せを、11月8日、倉敷市企画財政局長室にて行いました。メインテーマは高梁川流域学校教育プログラムの拡充です。その流れを大切にしながら地域社会と水島コンビナート企業との連携を念頭に置いた環境学習プログラムの提供可能性を探りたいと考えています。具体的なプラン案を提示させて頂き、倉敷市からは、示唆に富んだ貴重な意見を頂くことができました。

さて、市役所1階では、昨年に続き、倉敷の老舗企業写真展の準備が着々と進められていました。元幕府の天領であった倉敷には江戸時代から続く老舗が多く存在します。そのなかでも「藤戸饅頭本舗」さんは、平安時代の創業だとされています。経営方針は、ひたむきに伝統の味を守ることに専念し続けておられるとか。

こうした老舗企業から世界に誇るコンビナート企業まで幅広い顔を持つ倉敷市は、高いポテンシャリティを持つ、誠に奥の深い都市です。