備前福岡の市

毎月第4日曜日は瀬戸内市長船で「備前福岡の市」が開催されます。

9月25日、母の見舞いのまえに久しぶりに立ち寄りました。

まず、妙興寺に参拝しました。ここ備前福岡は黒田家や宇喜田家ゆかりの地で、妙興寺には墓があります。本堂横のイチョウの巨木には銀杏がたわわに実をつけ、境内には独特の香りが漂っています。

黒田家については、関ヶ原の合戦で功績をあげた黒田長政が九州の地に所領を拝し、地名をそのルーツにあやかり福岡と命名したという逸話は有名です。


参拝を済ませてから地元の小麦「しらさぎ」と「ふくほのか」で仕上げた「一文字うどん」を食しに参りました。それに地元のちらし寿司「とどめせ」を追加、セットメニューで腹ごしらえです。

残念ながら「備前福岡郷土館」や「七小路会館」は休館でしたが、旧家「仲崎邸」を拝観させて頂きました。

瀬戸内市議会議員の平原順二議長さんがボランティアとして案内役をされておられました。仲崎邸の歴史や創意工夫を凝らした造りなど、懇切丁寧にご説明いただきました。感謝です。


長船から牛窓へ抜ける途中に月に1度の「駄菓子市」が開催されていましたので、ついつい寄り道です。会場は多くのお客で賑わっています。懐かしい品々も健在であり幼いころの思い出がよみがえります。しばらく楽しませていただきました。

この日の牛窓は曇天でした。