ウェルビーング経営フォーラム
井原青年会議所様主催「ウェルビーング経営フォーラム」が、10月18日、井原市の地場産業振興センターで開催され、講師をつとめました。
まず、井原市役所脇の「笠北」さんで、大舌勲市長と至福の一杯をご一緒してから会場に向かいました。
大舌市長は冒頭ご挨拶いただき、最前列でお聞きくださいました。
ウェルビーング経営とは、一般的には「従業員が身体的、精神的、社会的に満たされるように組織の環境を整えていく経営手法」と解されているようです。
現在社会は、実労働時間は短縮されてきたと言われていますが、デジタル社会の伸長により、在宅勤務などのメリットも指摘される反面、24時間、メールから解放されない社会が常態化して、精神的なストレスが増大してきている点も指摘されています。
また、セクハラやパワハラを減らす活動に代表される職、場環境の心理的安全性の確保は、経営者にとっては事業を安定的に継続させるうえで重要な経営課題であると言えましょう。
さて、講演では、こうした基礎的なポイント確認に加えて、右肩上がりの経済を基本とした時代の経営発想は、もはや通用しなくなっており、お客様第一主義が大切である点は普遍ながら、同じくらい従業員第一主義(甘やかすという意味では無い)の経営が求められる時代である点を強調させて頂きました。
すなわち、従業員が活き活きとやる気をもって働いている企業は、働き甲斐がある職場であると言え、そうした企業は黒字経営であることが多い点をお話させて頂きました。
季節は秋、金木犀の薫風に載せ大放談をさせて頂きました。
ありがたいことに会場は大入り満員でした。
主催いただいた井原青年会議所様はじめ関係者の皆様に感謝です。