春の休日を楽しむ~美作英田上山

赤磐市の熊山から、吉井川沿いを上流へと車を走らせ、美作市英田上山地区をめざしました。途中、吉井川が一望できるポイントで車を停めてひと休みして、それからの古民家を再生した「いちょう庵」へ到着です。
梅谷真慈さんと久しぶりに再会、いろいろお話しを拝聴させて頂きました。
英田上山棚田団も長い歴史を誇るまでに成長を続けられ、担い手も第1期の方々から、新しい世代の若い方にバトンが渡されたことをお聞き出来ました。
梅谷さんは、お子様も3人になられて、ご長男がお手伝いをしたり、外で元気に他の子供たちと遊んだり、伸び伸びされていました。

この地区は、移住してこられた方が加わり、子供の姿が多くみられ、人口減少に歯止めをかけておられます。
お目当てのお弁当は、かろうじて残りがあり、囲炉裏の前の一等席に座らせて頂き、さっそくコシアブラのご飯をベースとしたお弁当に舌鼓を打たせて頂きました。
行動を共にされている水柿大地さんのFB「英田上山棚田団の拠点いちょう庵。4月から間借り方式「カリント」を導入してカフェ運営を開始しています。猪カツと鹿肉そぼろ、副菜の山菜もすべて美味い。~ご都合つく方は上山の棚田の中の古民家「いちょう庵」へお越しください。」の情報通り、とても美味しく頂きました。
食後に「玄米コーヒー」と「うまうまシナモンロール」を頂き、他のお客様との会話も楽しめ、子供たちの様子も拝見しながら、ゆるりとした時間を過ごしました。

それから、大芦高原温泉「雲海」に入湯いたし、新年度のここまでの疲れを癒しました。
端午の節句が近いとあって五月人形が飾られる中に、大正時代の人形が目を引きました。
先ほど、いちょう庵で頂いたコシアブラがありましたので、土産に買い求めました。

それから棚田の景色を眺めながら散歩をして、帰りは道すがらみつけました、素戔嗚神社へ参拝いたしました。
急な石段を登りますと頂上に広いお社がありますが、高い石垣の上に築かれていて、下をみると、誠に急で、ちょっと怖い感じさえいたしました。

参拝を済ませままして、山を下りまして赤磐市の北のはずれ周匝地区に、築100年の古民家を改修してオープンした古民家お食事処「茶臼」の情報を赤磐市の方から頂いたので、少し早い夕食と言いうことで参りまして、戸隠蕎麦を食しました。蕎麦は本格的でした。
店内は、昔の家屋の面影を残しながら、来店客をおもてなしする心意気が伝わるほどに綺麗に改装されていました。

帰路は久米南町経由として、道の駅「くめなん」で休憩、人気の「ゆずソフト」を買い求め、庭の藤棚が満開でしたので、しばし休息をとり帰宅いたしました。
この季節は、本当に草花が美しい季節です。
独りクルマを走らせ、車窓からのドライブを楽しみ、新緑や花々を愛で、神々と対話しながら地元の食材を堪能、温泉にも浸かり、心行くまで休息をとった一日でありました。