デニムスーツ初チャレンジ

先日、ベティスミス大島社長を倉敷市児島の本社へ訪ねた際に、デニムの風合いを活かしたシルクやカシミアの生地を混ぜて新素材を開発、その生地でデニムスーツを仕立て販売するフェアを開催するとのご案内を頂きました。

これまでデニム生地製造拠点の井原市やジーンズ製造拠点である倉敷市に深く関りを持たせて頂いて参りましたが、井原市では大舌勲市長、倉敷市では伊東香織市長が、デニムスーツを公式着として着こなしておられることを、いつも意識して委員会や審議会に臨んでおりました。

そこで、これは良いチャンスと、デニムスーツに初チャレンジすることにいたしました。


4月17日はあいにくの雨のなかを会場へ徒歩にて出かけました。岡山駅前には岡山電気軌道のチャギントン特装車両が停車していました。

さて、このイベントに参上いたしました。

コロナ感染に注意を払いながら、3密にならぬよう配慮して、生地選びを行い、採寸して頂きながら、マスク越しに楽しい時間を過ごしました。

こうしたプライベートな時間に外部の催事に集まるのは久しぶりです。

自らの快気祝いにと仕立てたスーツ、仕上がりが楽しみです。


一旦、自宅へ戻り、買いだしのついでに、ソメイヨシノは葉桜となりましたが、北区御津の八重桜は見頃だとの情報を得て、すこし遠回り、ドライブをしてから帰宅することにいたしました。

川沿いの八重桜は見頃、満開でした。雨はあがっていましたが、先ほどまで雨模様のせいか見物する人の影はなく、貸し切り状態で、桜並木を散歩いたしました。

コロナの感染が拡大しており、岡山も感染者の増加が伝えられ、感染防止に自助努力を怠れぬ日々が続きます。一方で、大阪や東京の人込みがテレビのニュースで報道されています。

決して気を抜くことはできませんが、自然に恵まれ、そして人込みとは縁遠いスポットが、地方には数多くあることに幸せを感じます。

八重桜に鼻を近づけましたら、桜餅のほのかな香りがいたしました。

雨上がりの静寂の中、五感で楽しみながら、ひとときを過ごしたお花見でありました。