倉敷市真備の様子

井原市での打ち合わせのため自宅から井原市へ向かう途中に倉敷市真備町があります。

4月23日は、毎度ですがお気に入りの「パンポルト」で、出来立てのパンを買い求め、「まきび公園」のベンチで、ランチを楽しみました。

倉敷市から高梁川沿いを上流へ、そして真備の川辺地区へ入り、まちなかを車窓から眺めながら西へ参りましたが、一歩一歩ながら確実に復興が進んでいるとの感触を得ることが出来ました。ロードサイドの大型店舗はじめ専門店や飲食店、金融機関、公共施設が稼働していますので、まちに元気があります。そして、なんといっても新築中の家を何棟も見ることが出来ました。

さて、新型コロナウイルス感染が懸念される中、「パンポルト」は入場制限とアルコールでの手洗いの実施、レジの接触予防対応がとられていました。お土産分も含め多めに買いました。

「まきび公園」は、「昭和61年(1986)5月、中国西安市に吉備真備の記念碑が建立されたのを記念して、また郷土の偉人を顕彰し後世に伝えるため開園しました。緑に囲まれた小さな谷の緩やかな傾斜地を利用して、中国風の公園が造られています。」という素敵なスポットですが、この日は、業者の方が集まり、池のかいぼりが行われていました。かいぼりとは、池の水を抜き、堆積したドロや土砂を取り除くための作業で、池の水質改善や外来生物の駆除などを目的にした作業です。

ともあれ、庭を眺めながら、新緑に映えるさわやかな風の中で、好物の熱々カレーパンを頂きました。

昼食を終え、さらに小田川を井原市方面へクルマを進めると、吉備神社があります。

ここには、公園の中に吉備真備の大きな像が立っています。

藤の花が有名ですが、ちょうど、少し咲き始めた房がありました。藤色と白の二色です。

ほんの4、5分クルマを停めて、吉備真備像にご挨拶しただけではありますが、こうした一瞬の時間が、自分の中ではバランス感覚を保つために重要であると思っています。

「コロナに負けず頑張るように」と、真備像がにっこり微笑んで、励ましてくれたような気がしました。