戦後の厳しい時代の大原社会問題研究所を支えられた恩師が94歳で逝かれました。
学生時代に大原孫三郎翁の志と大原社研の心を教えて頂き、社会科学とは何かを日常生活の中から説いてくださった恩師です。大内兵衛先生や谷川徹三先生の傍におられた方でしたので、いろいろなお話やエピソードをお聞きできる幸せに巡りあえました(谷川俊太郎さんの子供の頃のお話など)。
公務のためご葬儀に参れませんでした。
私は岡山に菩提寺や縁あるお寺も無いので、備中国分寺の向日葵と五重塔に合掌いたし、今夜はプライベートなお通夜です。