現代学生気質

新見市で展開する森林ボランティア活動につながる学生たちが集い、将来を語り合う場が主催のNPO人杜守(ひとともり)さんにより設定されました。

新見で里山にふれ、森林に惚れてここへ就職を決めた大阪や長崎出身の学生、逆に最大手ST林業に決め東京へ羽ばたく学生、この春岡山市へ就職、初任部署で山や道の管理に励む卒業生、中央アジアに魅せられてそこへの就職を希望する農業土木専攻の学生など様々です。

教育学部でアートを学び木工作品を制作して地元にプレゼントした学生は、そうした才能を活かし大手洋菓子製造業に就職を決めました。

そしてここ人杜守でこの日の会の幹事をつとめた、本学法学部卒業生は愛媛県出身、両親も愛媛県から新見市へ呼び寄せるという。山の仕事で出会った彼女とめでたく結ばれるかも知れないとの無責任な話題で盛り上がった夜です。

そして彼の披露宴の司会を引き受けるかわりに、この秋、老いた白髪教員の還暦祝いを皆に新見の山で開いてもらうことを勝手に決めた夜でもあります。

みんな懸命に前を向いて生きる学生たちに乾杯いたしました。