11月8日、岡山駅運動公園のANAクラウンプラザホテル岡山において、ジェトロがスポーツ庁から平成30年度スポーツ国際展開基盤形成事業として受託された「スポーツビジネス国際展開セミナー」が開催され参加いたしました。
主催者の説明では、政府は成長戦略において、スポーツの成長産業化を図る方針を掲げ、アジアをはじめ世界では生活習慣病など新たな健康課題が生じ、中高所得者層を中心に健康増進のためのランニングやサイクリング等、スポーツブームが起きています。
今後、予防や健康管理をキーワードにスポーツ用品やサービスを海外市場に売り込んだり、「見る」「参加する」等、スポーツツーリズム体験を売りに日本の地域に海外から誘客を図るビジネスには成長の余地が大きくあります。
今回のセミナーではアジアを中心とする海外の健康・スポーツ市場の動向や海外市場の開拓に先行的に取り組む日本企業の事例が紹介されました。
プログラムは下記のとおりで、多彩なゲストスピーカーが、実際にグローバルな視座から取り組んでこられた実践的な話題が提供され大いに学ばせて頂きました。
1. 講演「ASEANで高まる健康意識 ―拡大する健康・スポーツビジネス―」
ジェトロ・ヘルスケア産業課 長谷明日香さん
2. インバウンド、アウトバウンドの国際展開事例
○株式会社今治.夢スポーツ
○株式会社サンフレッチェ広島
○大歩危観光株式会社(RiverStation West-West:観光複合施設）
3. 質疑応答
参加者への呼びかけでは、スポーツプロモーション研究会が大きな役割を果たしており、小職は、ジェトロさんの支援を受けながら岡山シーガルズの組織改革、ビジネス改革の観点からアドバイスを頂いており、質疑応答の際に積極的に質問をさせていただきました。
まことに質の高いセミナーでありました。