ロマンの火星大接近

7月最後の31日は、大教室で教養科目の期末試験を終えました。

午後からは、赤磐市の方と市内のワクワクスポットを速攻で、ドイツの森周辺、吉井竜天オートキャンプ場、竜天天文台、4カ所訪問いたしました。

赤磐市竜天天文台では火星観望会開催の準備のさなか、また、隣接するオートキャンプ場は地方創生の資金を活用して、リニューアルと新たにコテージが新設されていました。夏休み中の予約は満杯だそうです。

また、近々、子供たちの遊具設備も改修、リニューアルする予定であるとうかがいました。

ここには、遥かかなたに大山(だいせん)を望むことができる魅力のロケーション、人気のスポットもあります。
心と身体をリラックスさせるには、絶好の環境が整っています。

一方で、買い出しや、急な病気への対応には、少々、距離があることから、泊り客の方は用意を万全にして訪問する必要性も感じました。

最後は、旧布都美(ふつみ)小学校跡地に整備された都市と農村の交流施設である布都美林間学校を訪問いたしました。宿泊、研修、キャンプなど、多目的な利用ができる施設で、ちょうどこの日は、「GAKKO」が主催する世界から高校生を集めたサマーキャンプが開催されており、施設内には国際化した若い空間が生まれていました。参加者の高校生から少しお話を聞くことができました。現地での生活ルールから、みんなで話し合いをして決めるなど、新鮮な感覚でした。

この高校生向けのサマーキャンプGAKKOプロジェクトは、「世界中にはクリエイティブな人たちがたくさんいます。彼、彼女らが自由に教える“夢の学校”があったらどんなにいいか」との思いから、古賀健太氏が、2012年、イェール大学在学中に立ち上げたプロジェクトだそうです。世界中から集まったSempai(=先輩)たちが「学びとは何か?」という議論をぶつけ合い、1カ月かけてプログラムをゼロからつくっていく取組と説明を受けました。

持ち帰り、留学生担当の教員と意見交換をしたいと思いました。

地域には、まだまだ知られていないスポットが眠っています。

今年度立ち上げた吉井川流域DMOの活動に、どのように活かしていけるか知恵を絞って参りたいと思います。