倉敷市と倉敷商工会議所訪問

倉敷市と倉敷商工会議所訪問
来年の5月に日本で開催される「先進国首脳会議サミット」、その「教育」をテーマとした大臣会合が倉敷で開催されることとなりました。ホスト役となる岡山県と倉敷市では、既にその準備が始まっています。岡山県、倉敷市、それぞれから岡山大学へ協力要請を頂いています。先日は岡山県と打ち合わせを済ませています。11月5日は、倉敷市の担当部局をお訪ねいたし、具体的なイメージと大学への協力内容について意見交換をいたしました。
丁度、倉敷市では倉敷の老舗を紹介したパネル展示会が開催されていました。流石に元幕府の天領であった倉敷には老舗が多く存在知ることを知りました。そのなかでも人気の「藤戸饅頭本舗」さんは、平安時代の創業だと知り、びっくり仰天です。経営方針は、人気が出ても無理に拡大をせず、ひたむきに伝統の味を守ることに専念し続けておられるとか。時代におもねらず、また時代の変化にも左右されない経営は、簡単そうに見えても、相当な困難に幾度となく直面されたのではないかと拝察します。頭が下がりました。
また、倉敷商工会議所では、歴代会頭のお写真を拝見することが出来ました。居並ぶ額縁の最初が「大原孫三郎翁」のお写真です。感激して、しばらく見入りました。この日は加藤清次専務理事と心ゆくまで意見交換をさせて頂くことができました。倉敷商工会議所は倉敷市との関係がすこぶる良好とのこと、こうした信頼関係も大原家を精神的な支柱とした歴史と伝統のなせる業であると感じました。
倉敷市と倉敷商工会議所訪問
 ▲ 大原孫三郎翁
倉敷市、倉敷商工会議所共に、今後とも、岡山大学との関係を深めて参ることを確認できた日となりました。