4月24日、岡山県からのご依頼で、岡山県美作県民局が公募した「美作国創生公募提案事業」の審査会が津山市で開催され審査委員長を担当させて頂きました。美作の国は剣豪宮本武蔵を生んだ土地柄です。最近では、漫画の『NARUTO (ナルト)』の作者である岸本斉史氏も、ご当地の出身です。
こうしたエリアでまちづくり活動を展開されている様々な団体から、創意工夫を凝らした企画が数多くエントリーされました。7名の審査員により午前中から日暮れ時まで真剣に審査・審議をさせて頂きました。全部にOKを出したいところですが、予算の制約もあり、つらい審査となりました。通過した団体はもちろんのこと、審査にもれた団体の皆さんも前向きに活動を展開されますことを切望いたします。エントリーされた皆さん、美作県民局の皆さん、審査員の皆さん、ご苦労様でした。なお、審査の様子をRSK山陽放送が夕方の「イブニングニュース」で紹介くださいました。
早朝、余裕を持って岡山市を発ち津山市に向かったため、定刻より早く到着したため、会場の隣にある庭園『衆楽園』(明暦年間(1655~1658)津山藩2代藩主 森 長継が、京都から小堀遠州流の作庭師を招いて造営した近世池泉廻遊式の大名庭園)を散歩しました。
桜の季節が済み、さわやかな風が心地よい庭は、いよいよハナミズキの季節です。池には大きなサイズのウシガエルのおたまじゃくしが泳ぎ、亀がくつろいでいます。
津山市役所の駐車場では津山市が導入したコムスを発見しました。
▲ コムスと充電スタンド
また、審査の合間に会場のベランダから眺める津山城(鶴山公園)の石垣が若葉に包まれ、その歴史を偲ぶ古城の佇まいが、緊張続きの審査に一息つかせてくれました。心和む歴史と文化に彩られた素敵な城下町です。