イオンモール岡山関連の講演依頼をいただく機会がふえております。6月24日は、岡山国際ホテルで開催された岡山商工会議所通常議員総会にて話題提供をさせていただきました。
イオンモール岡山のオープンは、商店街や地元商業施設の影響のみならず、さまざまなシーンに影響を与えることは確実です。例えば、岡山の有効求人倍率は急速に伸びています。特に岡山市は全国でも有数の求人倍率の高さとなっています。失業率の観点からは完全雇用の状態になっていると申せましょう。アベノミクスのシナリオからすると、雇用環境が上向き、賃金が上昇して、消費が伸びるという流れができなければならないわけです。
特に東京一極集中ではなく、地方都市の景気が上昇しなければなりません。数値上は、この景気上昇にイオンモール岡山の出店が寄与していると言えましょう。一方で、一度に多くの雇用を創出しますと、既存の企業や諸団体(福祉など)からの急速な労働者移動が発生します。その影響について注視すべき必要も出てくると考えます。
こうした環境について、講演の後の懇親会の席で、岡山を代表される企業経営者の皆さんと意見交換をさせていただきました。
今後の動きに注目したいと思います。
▲ 懇親会にて