「学都研究中間報告会&3都市シンポジウム」開催

学都研究中間報告会と3都市シンポジウム

岡山大学地域総合研究センターでは、森田ビジョンによって提起された「美しい学都」の創生に向け、専門委員の先生方のご協力のもと、さまざまな分野の学都研究を行っています。
12月8日のプログラムは、まず第1部(中間報告会)として、これまでの学都研究の成果を担当の各先生から中間報告していただき、今後の研究の進め方について意見交換を行いました。小職は全体の進行役を担当しました。午前10時、荒木勝岡山大学地域総合研究センター長の開会あいさつでスタートし、次の先生方が質疑応答を含むお一人15分間のプレゼンテーション時間で中間報告いただきました。

[1]「地域と医療」大学院医歯薬学総合研究科 浜田 淳 教授
[2]「まちづくり・地域創生」大学院環境生命科学研究科 氏原岳人 助教
[3]「まちづくり・地域創生」大学院社会文化科学研究科 中村良平 教授
[4]「地域と教育・スポーツ」スポーツ教育センター 高岡敦史 助教
[5]「地域と教育」大学院社会文化科学研究科 中富公一 教授
[6]「学都データベース」大学院社会文化科学研究科 平野正樹 教授
[7]「地域と環境」大学院自然科学研究科 冨田栄二 教授

そのあと、総括議論として、学都研究の位置づけ、今後の進め方について意見交換を行いました。岡山大学には全部で11学部あり、大きくは医歯薬学系、環境生命科学系、社会文化科学系、自然科学系に分かれますが、全部門の先生方がこうして一同に会して研究報告を行うことは、極めて珍しい試みであると、参加された先生方が口々に「面白かった」と話されていました。先月のストラスブールからゲストをお招きしての国際学都シンポジウムに続き、地域総合研究センター1年間の総決算ができました。
学都研究中間報告会と3都市シンポジウム
さて、午後の第2部は、3都市シンポジウムです。「大学と地域の連携 ―学都の創生を目指して―」と題して、パネリストに金沢大学地域連携推進センター准教授で地域連携部門長の松下重雄先生、熊本大学大学院自然科学研究科教授で工学部まちなか工房代表の溝上章志先生、岡山大学からは大学院社会文化科学研究科教授で地域総合研究センター研究統括ディレクターの中村良平先生、そしてモデレーターを岡山大学副学長・理事で地域総合研究センター長の荒木勝先生がつとめました。
学都研究中間報告会と3都市シンポジウム
このシンポジウムでは、3大学が立地する金沢市、熊本市、岡山市は、明治期に旧制四高、五高、六高が開学した「学都」の伝統を残す都市であり、各先生方に大学と地域の連携に関するこれまでの研究と実践を通して何が見えてきたかを語っていただく中から、これからの時代に即応した新たな「学都」の創生に必要な条件を探っていきました。第2部では、地域の皆様もお招きし積極的に議論に参加いただきました。金沢大学の奥能登における中山間地域への本格的な支援活動、熊本大学の熊本市中心部を拠点とした数々の活性化施策の企画提案と実践展開には、会場から惜しみない賛辞の拍手が送られました。
学都研究中間報告会と3都市シンポジウム
 ▲ 質問する岡山トヨタ社長梶谷俊介氏
大学が地域に存在することにより、地域の皆様に「良かった」と行っていただき、そこで学生たちが実践的な学びを得ることにより、岡山のまちを愛し、そして岡山に定着する学生や、卒業後は他の都市へ就職したり、また留学生は母国へ帰国したとしても、岡山で学んだことを生涯の良き思い出にしてもらえるように、引き続き地域の皆様や学生のお役に立てるように一歩、一歩ながら確実に歩んでゆきたいと思います。
寒波の襲来により「晴れの国」岡山にとっては厳しい寒さの一日でしたが、会場はエネルギーに溢れた熱気に包まれました。
ご参加いただいた諸先生方はもちろん、師走の多忙ななか、ご来駕いただいた地域の皆様、そして準備を進めてくれた先生や職員の皆さんに感謝です。
最後に、旧制四高、五高、六高で互いにエールを交換し、松下先生、溝上先生に対して感謝の意と再会を誓い合って、おわかれしました。


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