久しぶりの小倉の夜、遠い昔の思い出にひたりながら、しばらく徘徊いたしました。
小倉へ度々宿泊した頃は、霞が関と丸の内を渡る鵺と呼ばれた時代の最中です。
バブル経済を迎え、地方の銀行同士の競争も激化、そしてバブル経済が崩壊して、次は銀行の統廃合による再編がスタート、さらにリーマンショックと時代は流れました。
そんな時代の折々のタイミングで小倉を訪れました。
様々な記憶がグラスの底に蘇りました。
いまは岡山を巡る鳩をめざしています。
さて、翌日26日は、早い特急に乗り、所用で大分まで参りました。
大分駅で在来線に乗り換えて、さらにそれから1時間ほどの列車の旅となりました。
車窓からの眺めは清々しく、心洗われました。
それぞれのまちに、歴史や文化、美しい天然があり、ひとの素晴らしい暮らしがあります。
新緑と空の青さが目にしみました。
所用が済みまして岡山への帰り、限られた時間ですが、昼食をとるために別府駅で途中下車いたしました。
お目当ての名物「とり天」を食することにいたしました。
駅構内の「春かつ」で、一番定番の定食を注文いたしました。
ボリューム満点で、さらにご飯とキャベツのお替り自由ということで、両方ともにお替りしてお腹は大満足です。
博多行きの特急までに、しばし時間に余裕がありましたので、これまた速攻で駅前の、その名の通り「駅前温泉」で一風呂浴びました。代金は200円です。
あやうく、列車に乗り遅れそうになり、汗を流すどころか大汗をかいてしまう結果とあいなりました。
小倉駅の駅弁コーナーで「折尾のかしわ飯」を買い求め。車中で美味しく頂きました。
大いに体重が増加した大分の巻であります。