小倉から大分

4月25日、大学院の授業を済ませて、最終に近い山陽新幹線で小倉へ参りました。

久しぶりの小倉の夜、遠い昔の思い出にひたりながら、しばらく徘徊いたしました。

小倉へ度々宿泊した頃は、霞が関と丸の内を渡る鵺と呼ばれた時代の最中です。

バブル経済を迎え、地方の銀行同士の競争も激化、そしてバブル経済が崩壊して、次は銀行の統廃合による再編がスタート、さらにリーマンショックと時代は流れました。

そんな時代の折々のタイミングで小倉を訪れました。

様々な記憶がグラスの底に蘇りました。

いまは岡山を巡る鳩をめざしています。

さて、翌日26日は、早い特急に乗り、所用で大分まで参りました。

大分駅で在来線に乗り換えて、さらにそれから1時間ほどの列車の旅となりました。

車窓からの眺めは清々しく、心洗われました。


それぞれのまちに、歴史や文化、美しい天然があり、ひとの素晴らしい暮らしがあります。

新緑と空の青さが目にしみました。

所用が済みまして岡山への帰り、限られた時間ですが、昼食をとるために別府駅で途中下車いたしました。

お目当ての名物「とり天」を食することにいたしました。

駅構内の「春かつ」で、一番定番の定食を注文いたしました。

ボリューム満点で、さらにご飯とキャベツのお替り自由ということで、両方ともにお替りしてお腹は大満足です。

博多行きの特急までに、しばし時間に余裕がありましたので、これまた速攻で駅前の、その名の通り「駅前温泉」で一風呂浴びました。代金は200円です。

あやうく、列車に乗り遅れそうになり、汗を流すどころか大汗をかいてしまう結果とあいなりました。

小倉駅の駅弁コーナーで「折尾のかしわ飯」を買い求め。車中で美味しく頂きました。

大いに体重が増加した大分の巻であります。