学生サークル「岡山大学まちづくり研究会」新歓コンパ

4月22日、朝から瀬戸内市裳掛の小さな拠点「あけぼのの家」に向かいました。

新入生を上級生と地元の皆さんで歓迎する企画です。

上級生たちが、長い時間をかけて新入生に地域の課題を認識、自ら一市民として参加する意識(社会の成員である自覚)の第一歩を踏み出すために、様々に工夫した企画を練って実施します。

裳掛地域での6年目に入る学生活動(毎週2回実施する放課後の小学生の見守り、耕作放棄地でのサツマイモづくりと販売、地域の祭礼・イベントへの参加、移住定住支援活動など)の紹介、学生同士の自己紹介を兼ねたワークショップ、そして恒例の牡蠣とジビエのバーベキューで地域の皆さんや移住定住された皆さんから新入生にエールを送って頂きながら交流、そして瀬戸内の自然や歴史を楽しむまち歩き、と進みました。最後は気づきの時間を設け、教員からもエールを送りました。


学生主体による企画・運営と地域の皆様方のご厚情により、こうした活動を継続することができます(教員は原則として口出しいたしません)。

また、今回は予算が乏しいため、岡山シーガルズのご厚意で、大型車両を出して送迎くださいました。大学からは、前田先生と小職が2台、合計3台で学生を送迎いたしました。

岡山シーガルズの高田さゆりマネージャーから地域と共に歩むクラブチームとしての誇りをパワーに東京五輪で活躍したいと挨拶がありました。ありがたいことに、地域の皆様からも岡山シーガルズを応援してゆくとの熱い決意を表明していただきました。

晴天に恵まれ、というより汗ばむ陽気、夏日でしたが、暑さに負けない元気な学生たちのエネルギーで溢れました。

少子過疎化が急速に進む地域では、こうした活動を地道に継続してゆくしか無いと確信しています。