こうした歴史や武道の地域資源を観光に活かそうと、地域の皆さんが創意工夫を凝らした取組を進めています。
12月27日は、高松での用向きのついでに屋島へ行き、那須与一を如何に観光資源として活用しているか現地視察いたしました。ここ屋島は、四国八十八箇所霊場の第八十四番札所の屋島寺を核としてインフラや景観の整備が進み、訪れるたびに洗練されてきています。
また、ここから見渡す瀬戸内海の多島美は見事です。しかし、この日は、えらく寒くて風が強く、震えるのを超えて、顔面や手足がシビれて参りましたので、早々に下山、讃岐うどんで暖をとりながら、井原市と高松市が那須与一で、なんらかの繋がりを持てるシナリオが描けないか考えました。
夕日が沈む瀬戸大橋からの眺めも見事です。
寒い一日でしたので、倉敷インターチェンジで降りて、総社市にあるサンロード吉備路の温泉に入り冷えた身体を温めました。
その帰りにライトアップが開始された備中国分寺に立ち寄りました。空には月光、そしてライトアップされた五重塔の姿は荘厳かつ幽玄です。
岡山、香川の冬の時を肌で感じながら地域の良さを愛でた一日でした。