10月10日、牛窓の母を見舞ってから、「人と自然が織りなす しあわせ実感都市 瀬戸内」を目指して 瀬戸内市が進める東洋一のメガソーラー発電を目指す「瀬戸内Kirei太陽光発電所建設プロジェクト」の現地を眺めました。
錦海塩田跡地での工事面積は、約500ヘクタール(東京ディズニーランド約10個分の広さに相当)です。津波に備えた防潮堤の補強工事は着々と進んでいる様子でした。それから、牛窓地区の隣、裳掛地区にある学生たちが再生した空き家の様子を確認に参りました。すっかり綺麗に掃除されていました。
さて、備前市から国道2号線を東へ、兵庫県に入り、途中で進路を北上して佐用町駅前で一服です。それから佐用町にある平福宿まで向かい、名店「瓜生原」にて手打ち蕎麦を頂だいいたしました。歴史ある建物、お庭を楽しみました。
ここ平福宿は、美作道から分岐し、因幡(鳥取県)に向かう因幡道にある宿場町であり、宮本武蔵が有馬喜兵衛と金倉橋で初めて決闘をした舞台として有名です。利神城の城下町として「江戸時代の平福陣屋はじめ白壁に虫籠(むしこ)窓や袖壁の宿場情緒をとどめた家並」が佐用川の右岸に並びます。土蔵や納屋の下から川岸への通路が作られ、川を中心とした要所としての風情は見事です。岡山の高梁川、旭川、吉井川と同じく、周辺の町から集められた荷を、佐用川を利用して高瀬舟で瀬戸内の赤穂まで届ける重要なモビリティ機能を果たしていました。
山中にある川の水と共に栄えた宿場町で、しばし、江戸時代へタイムスリップさせて頂きました。
昼食を堪能し、一路、西粟倉村へ向かいました。道の駅「あわくらんど」に車を停め、葡萄、柿、みかん、梨など秋の味覚を眺めて廻りました。道の向こうには「松茸」をどっさりと販売する「青空市」の看板が眼をひきました。
また、休校した小学校を利用した「森の学校」を外からですが見学、そしてハイキングコースを少しだけ散策、さらにお目当ての「あわくら温泉 黄金泉」へ参りました。とてもゆっくり出来る温泉で、露天からの眺めは見事です。ゆっくりとつかりました。兵庫県宍粟市で造られたものですが、本物出来立ての「とち餅」は、独特の風味とコクで見事な味わいでした。
次回は、泊まりで訪れたいスポットです。