前期担当している教養科目は「現代コミュニティと地域経済」です。
さて、岡山大学が目指す「実践型社会連携教育」の特徴は、現場体験に基づく、地域・社会のニーズの課題と要請に応えることを原点に据える、大学の教育課題と地域社会のニーズの同時追求という互恵性を原則にする、課題遂行のために、学生-主担教員-連携教員-地域人・社会人の四極有機的教育体制で展開する、欧米やアジアの大学との連携による教育現場の国際的展開を目指す、です。
この科目は本格的な「実践型社会連携教育」ではありませんが、地域の課題を発見して、その解決策を考えるという視点では、それを意識した授業をして参りました。
7月23日の前期最後の授業では、それを実践しようと現場で頑張っている、去年の卒業生で、現在、新見市の地域おこし協力隊で活躍中のS君に日頃の仕事と将来の夢、そして地方創生について語ってもらいました。
わたくしの授業よりも学生たちは真剣に聴き入っていました。