東京下町にある、今年で設立から90年を迎えるK信用金庫を訪問しました。金融の自由化ならびに金融制度改革以降の協同組織金融機関の経営の在り方に関して意見交換を行いました。
K信用金庫は、この間、業界で続く信用金庫の合併に関して、一貫して合併を行わない方針を貫く経営を継続し、地域経済や中小企業経営に貢献しています。その活動は、まさに信用金庫の設立理念の主要な柱である「地域と運命共同体」「Face to Face」の実践そのものであり、依然として日本経済の低迷と混迷がつづくなかにあって、お客さと共に知恵を絞りながら地域経済のサステナビリティを支えていることを教えていただきました。