昨年度に引き続き、2013年度の学生たちによる、まちづくり活動計画が採択され、地域総合研究センターから支援することが決まり、この日、採択された15団体の学生代表が各団体の活動計画を発表しました。教員や職員も大勢参加しての発表会は熱気に包まれました。
発表会では、地域総合研究センターの岩淵先生と渡部さんが進行役を担当しました。
15団体の活動概要を紹介します。
1年間1テーマ(医療に関するもの)を決め、現場(海外を予定)での経験を含む学習を自主的に行い、この中で得た学びから自分の地域での問題に気づき、アクションを起こすことで自らの学びを地域に還元する。
岡山県内の高校へ出張授業を行い、岡山の様々な問題を通して、「自分の地域をきっかけにして、世界を知り、自分の将来を真剣に考える」機会を高校生に提供する。
岡山大学公式Facebookの投稿内容を充実させ、地域の方々等に今まで以上に岡山大学の魅力をPRする。「大学別Facebookページいいねランキング」でTOP10入りが目標。
牛窓町において、留学生も含め農作業を体験し、農業者と交流を行う。これらの活動を通して、「食育」への関心を高め、自然の恵みに感謝し自らの健康や食生活について見直すきっかけをつくる。
農地やコミュニティ機能の担い手不足が深刻な美咲町小原において、「むらしごと」活性化の誘導を実施する。空き家利用による拠点(「皆が一員の家」)の整備、実効的な農業体験、地域援農支援、中山間マルシェとして学生農産物販路の開拓等を行う。
過疎化の問題を抱えている裳掛地区の活性化、人口増加を目指し、学生と地域で協力し合い様々な活動を行っていく。「情報発信」、「農地の再生」の2つから活動を始める。
石山公園において、他大学の学生とも協力し、「学生を中心とした若者の連携・協働による街の賑わい創出」を目指す。カフェ、フリーマーケット、ステージイベント、作品展示等を行う。
「大学と地域との交流」、「学生間の繋がりを広げる、深める」、「自己啓発」を目的として、七夕祭・うぇるかむデーにおいて、企画立案、準備、運営を行う。
■2013.07.03 七夕祭
進路や就職を考えている若者が、自分なりの働き方や社会への関わり方をしている社会人とつながる”場”を作ることで若者に生き方や働き方を軸に就職を考えるきっかけを提供する。
満月の夜の西川緑道公園において、「おしゃれ」にフードやドリンク、音楽を楽しめる空間を作ることで、岡山男子のおもてなし力を高め、賑わいを作り、若者が街を作っていくこと等を目指す。
岡山大学と地域、岡山と被災地をつなぐ、被災地支援活動。福島の子供達による日本舞踊の公演、「おかやま桃太郎祭」の”うらじゃ”参加等を行う。
■2013.08.01~2013.08.07 福島里の子会合宿受け入れ
奉還町商店街へファジアーノ岡山に関する掲示板、タペストリー等を設置し、市民の方々にクラブへの関心や地元への愛着につなげる。
市民が一緒に学ぶことができる教育プログラムを将来教職を志す学生と市民の協働作業で開発・実施を行う。協働して取り組むことで地域が一体となって支える教育のあり方を示す。
2年後に本土との橋が完成する頭島について、現状と橋が完成した後の生活の変化を調査するため、フィールドワークを行い、島の現状や課題等を探り、解決策を考える。
大学と地域が協働したまちづくりのあり方について、地域の方々と意見交換等しながら実践を通して考えていく。ワークショップで出された意見等を基に、協働して行えるプランを考え、実施していく。
以上