晩秋の東京での残日録2

①国分寺残日録

全国に国分寺は奈良の東大寺を本寺として50近くあるようですが、武蔵国分寺がある国分寺市は、史跡をうまく活かしたまちづくりを進めています。
創建当時の本物の布目瓦を敷き詰めて整備した歩道は興味深く、広い公園は市民の憩いの広場となっています。
遊歩道では地元農家が新鮮や野菜や果物を販売されています。
更に、国分寺駅から一駅、中央線を西方向へ武蔵野線が交差するポイントが西国分寺駅です。駅前には、かつての公団の敷地が広がっていましたが、現在は大規模団地をリニューアルして、まちが明るく一新されました。
敷地内には市役所本庁舎や東京都公文書館などの施設が、そして近所には多摩総合医療センターなど公的なインフラが集積しています。
このエリアは国分寺市、府中市、国立市の自治体境界にありますが鉄道とバス路線の組合せも比較的Smoothです。
駅前にオープンした鰻屋「ひらやま」にて、すっかり全国的な鰻愛好家のなかで有名になった、鰻を二匹つかった豪快「高尾山盛り」を注文して、チャレンジいたしました。
大満足な国分寺散歩でした。

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②赤坂離宮残日録

大切なお客様を迎賓館赤坂離宮へお連れしました。
迎賓館は「平成21年に行われた大規模改修工事の後には、日本の建築を代表するものの一つとして、国宝に指定されました。 これまで多くの国王、大統領、首相などをお迎えしたほか、主要国首脳会議などの国際会議の場としても使用されています。」と紹介されています。
これまでは、この趣旨に沿った館内案内や映像が流されておりました。
これがト、ランプ高市ご両人が主役の内容一色に変更されておりました。
ご一緒した方から、トランプ賛美に偏りすぎており、館の趣旨に違和感を覚えるとのコメントを頂きました。
また、その日の信濃町の古巣で編集会議でした。
玄関には興味深い新刊が並んでいました。
春から夏までかけて書き上げた原稿の初校ゲラがようやく出始めました。
帰りに品川のオムロンさんの研究所へ旧友を訪ね情報交換して帰岡です。

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③竹橋残日録

終日、学会活動のお手伝いで、一ツ橋ホールがある、日本教育会館で過ごしました。
ここの2階に「人を大切にする経営学会」の事務局が入っています。
東京駅へ向かう帰り道は、皇居平川門の夕暮れです。
岡山へ帰りました。
岡山では、東京での報告を兼ねて、学会関係の方と打ち合わせをいたしました。
西川緑道界隈を美しく照らし出すネオンが川面映えていました。

岡山と東京の二拠点に郷里の愛媛を加えた三角ライフを目指します。