多士済々のランチ

友人と待ち合わせをいたし丸の内ホテルでランチを楽しみました。
メインの友は、フランスから来日されていた、ヴァンソン藤井由実先生です。
何年振りかの再会でした。
最近、上梓されたばかりの『フランスのウォーカブルシティ~歩きたくなる都市づくりの最前線~』を拝受、書店に並ぶ前の貴重な品をいただきました。
ヴァンソン先生は、ビジネスコンサルタント(日仏異文化研修講師)・フランス都市政策研究者、それに自動車会社、元官僚、そして大学教員の取り合わせでした。
それぞれ専門は少々違うのですが、メインの話題は「未来のモビリティについて」でした。それから、いろいろな視点で沖縄の話題から日仏比較まで、2時間たっぷり、こじゃれたランチは大いに盛り上がりました。
特に、昨年末に久しぶりにフランスのストラスブール市とボルドー市を訪問した際に、電動キックボードが飛躍的に普及しており、その光景に目を奪われたエピソードをヴァンソン先生の報告申し上げました。その話に対して、パリでは、電動キックボードの事故が多発して、「電動キックボード・シェアリング事業継続の是非を問う市民投票」により、反対が9割(投票率は8%)に達し、コミュニティサイクルと同じく、公共利用が進むとみられていた電動キックボードは、9月からすべてのシェアリング事業を禁止するとの最新情報をご教示くださいました。
一方で、日本では、今年(2023年)7月から、規制緩和がなされ電動キックボードの普及を目指しています。
こうした会話を楽しみました。
良きご縁でしたので、必ずやどこかで再会すると祈念して散会しました。

帰りの新幹線からの伊吹山の眺めは最高でした。
岡山へ戻ってから、岡山ラーメンの富士屋の「ねぎ中華」で仕上げました。
※パリ市での電動キックボードの利用規制の話題が、5月13日の朝のNHKニュースで放映されましたので、一部、画面を転載させて頂きます。また、関連するJETROの記事を下記に紹介します。