欧州連合(EU)の都市交通計画の指針として「Sustainable Urban Mobility Plans:通称SUMP(サンプ)=持続可能な都市モビリティ計画」が2013年に策定され、2019年に第2版が公表されました。この計画指針では、EU諸国のまちづくりと「人」の交通のあり方の指針として、「脱炭素」や「国民の健康」や「都市の交通安全」という政策目標に準拠し、極めて有効に活用されています。ヨーロッパは、交通弱者に配慮し、本来、黒字になりにくい地域公共交通などを公設公営で確保する政策が取られ、公共交通が維持されてきました。
今回は、地域公共交通総合研究所を中心に、この第2版を日本語に翻訳して刊行しました。そしてドイツやオーストリアへの調査を行いました。わたくしは時を同じくしてフランスへ出張いたしましたので、こうした話題を、12月8日、杜の街グレースオフィススクエア5階の両備ホールディングス503会議室Callyにて開催された理事会で話題提供させて頂きました。
また、理事会ですので、今期の数々の活動実績の報告、海外調査報告、人事案件等が議論されました。
この日の昼食は、岡山市内で笠岡ラーメンが頂ける「らぁ麺ブギー」にて、美味しくいただきました。
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