2022年度も、はや半期が終了です。
9月30日、岡山シーガルズの齊藤桃子さんが退職されることとなり、ささやかな壮行送別会が職場であり、スタッフが彼女のこれまでの活躍をねぎらい、そして感謝の気持ちを込めながら新たな旅立ちを祝いました。私が顧問をお受けして7年ほどがたちましたが、彼女も入社6年間以上が経過していますので、親子以上に歳は離れていますが、ほぼ同期のような存在で、いろいろなシーンで喜怒哀楽を共にして参りました。働きすぎでしたので、休みを取るように、しばしばアドバイスをいたしました。着ぐるみにもしばしば入って試合の合間でチームを盛上げました。そして、生前、母の見舞いに施設へ何度も顔を出してくれ、母の話し相手になってくれました。また彼女は、私の大学院の授業を聴講した時期もあり、国立大学出身、積極的に質問をする姿が印象的で、仕事帰りに自転車で岡山大学まで来て頑張った日々の記憶が強く思い出に残っています。 日本社会は大きな転換点にさしかかり、先が見通しにくい時代になっています。こうしたなかで、彼女の仕事の能力は高く評価され、ファンや関係者の皆さんからも愛されていましたので、チームとしては誠に残念ですが、自分の可能性をさらに磨こうとする彼女の新たな旅立ちを、大きな拍手をもって「頑張って」と熱いエールで見送りました。
そして「岡山を忘れんように」と念じた壮行送別会でした。