有給休暇を利用して、6月10日、美作市を訪ねました。
まず、美咲町にあるお気に入りの「てんしん」で中華そばと焼き飯のセットで腹ごしらえです。
そして、相談を受けていた美作市江見にある美作市立作東診療所・作東老人保健施設を訪問させて頂きました。ご依頼頂いた皆木いそ美事務長が出迎えてくれました。
1時間を超えるヒアリングをさせて頂きました。
高齢社会と人手不足が急速に進む地域医療٠ケア現場は解決策が見つけにくい時代の縮図そのものです。
さて、ここ江見は、合併前の作東町です。
小高い丘の上には立派な作東バレンタインホテルとバレンタインパーク作東があり県内では有名なスポットです。
市の直営であるとお聞きしましたが、ホテル内を少しだけのぞかせて頂きました。
清楚なスタイルの施設で、粋なしつらえになっています。
レストランも期待できそうでした。
さて、時間がありましたので、少し足を延ばして、あじさい寺として有名と言われる大聖寺を訪ねました。738年、行基によって開山された山岳仏教の聖地の寺院であり、吉川英治が小説宮本武蔵の構想を練った場所だそうです。
あじさい寺の看板が何か所もあったため山道を頑張って向かったのですが、あじさいの芽は、すべて鹿に食べられてしまい全滅といってよいほど無くなったそうです。
たしかに山道へ鹿の子供が飛び出してきました。
こんな獣害もあるのだとがっかりです。
ここ作州は宮本武蔵とお通の生まれた土地柄です。
武蔵とお通の像がありました。
二人は故郷、作州の変遷をどう感じていることでしょう。
大聖寺の近くの法輪寺も少しだけ覗かせて頂いてから、最後に美作市梶並地区(旧勝田郡梶並村)へ梶並神社を訪ねました。
梶並神社の歴史も古いとのことで、特徴は「流造桧皮葺の本殿は入母家造で桧皮葺正面唐破風の向拝をつけた曲線屋根の美しい拝殿」だと説明されています。
また、うっそうと茂る杉やケヤキの巨木群に神聖さが漂います。
大きな鹿が境内にいて、人気に気づいて、大きく跳ねながら森の中へ入って消えました。
ここ梶並地区も急速な高齢化と人口減少が進んでいます。
それを押し止めようと、必死のまちづくり活動が続いています。
岡山県美作県民局の創生公募提案事業の関係でご支援をしてまいる予定です。
こうして予定のルートを巡り終えましたので美作市中心市街地へ戻り、湯の郷温泉の村湯療養湯に入湯して汗を流しました。泉温 40.5℃の源泉掛け流し、シャンプー類は使用禁止です。ひたすら温泉に浸かるだけなのです。
そして道の駅「彩菜茶屋」にて地元野菜を仕入れて、苺パフェを楽しみ、安全運転で帰宅しました。
有意義な有給休暇の一日でした。