途中、道の駅「みかわ」で昼食をとりました。
一押しが「激辛イノシシカレー」ということで、注文いたしました。
「相当に辛いですが大丈夫ですか?」とレジで聞かれましたので「大丈夫です」と答えたものの、確かにこれは標準的なカレー屋さんの辛いカレーをはるかに凌ぐ、まさに超激辛でした。お冷をお代わりいたしました。 ここで土産物なども買い込み、支度を整えてから、目的地の、四国八十八箇所霊場第四十五番札所岩屋寺を目指しました。国道の途中から山道へ入り川沿いを進みますと麓に駐車場がありました。そこから歩くこと険しい山道の参道を登りました。ここ岩屋寺は山全体が境内といわれており、途中に虚空蔵堂が、そして深山の頂上に仁王門、本堂、大師堂が建立され、さらに梯子を上ると岩屋があり、阿弥陀如来像が祀られています。四国八十八箇所霊場のなかでも有名な札所であります。
縁起は、弘仁6年(815)、弘法大師が霊地を探してこの地に入山したところ、法華仙人と称する土佐の女性に出会います。大師の修法に深く帰依した仙人は、全山を献上し往生を遂げました。大師は木造と石造の不動明王像を刻み、木像は本堂に安置し、石像は岩窟に秘仏として封じ込め、山全体をご本尊の不動明王としたのです、と記されています。
4か所の札所を巡らせて頂き、良い汗をかかせて頂きました。
間もなく、東日本大震災から11年目となります。
過去の記憶を辿りながら命の尊さに改めて合掌させて頂きました。
心が晴れ晴れとした札所巡りでした。
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