第3回となる赤磐市地方創生人材育成講座が、赤磐市役所で開催されました。
今回のテーマは、企業経営者等の考えを聞き知見を広げるとして、地域に不可欠な企業の理念、戦略、開発、販路開拓の方法などを聞き、ビジネスモデルや事業革新の難しさ、突破のポイントを学ぶことをねらいとしています。
そのため、今回は赤磐市の関わりの深い企業4社から特別講師をお招きしての開催といたしました。
招聘企業を紹介します。
創業から半世紀にわたり、健康に役立つ医薬品・健康食品を提供し続ける備前化成株式会社の清水富江代表取締役社長、高品質な圧力容器を作り続けて75年、西日本有数の生産数を誇る富士鋼業株式会社の永井芳紀代表取締役、9年連続で「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」企画部門に選ばれた株式会社ホテルリゾート下電「ゆのごう美春閣」女将の永山泉水氏、地域密着型の市民クラブチーム、地域に根ざす魅力あるチームを目指す岡山シーガルズ株式会社の高田さゆり取締役・マネージャーと田みなみ第一営業部主任・広報担当の皆様です。
まず、各社の経営理念と戦略についてご披露頂き、続いて産業の活性化の課題や自治体への期待について意見交換をいたしました。
こうして、自治体と企業の距離を縮めながら、企業の自治体への期待について提案頂きました。従来の待ちの姿勢での自治体サービスでは、急速に進む人口減少による雇用の確保や従業員の定着では不十分であるとの気付きをいただくことができました。
今回頂いたお題の解決に向けて、職員の皆さんは、解決策の検討に入ります。
さて、2021年は、今まで以上に、様々な組織団体からご依頼を頂き、拙いながら対応して参りました。
今年最後のコーディネート役をつつがなく終えることができ、安堵して帰路につきました。