岡山放送番組審議会


市役所筋にオープンした『杜の街』で、11月24日、岡山放送番組審議会でした。
オリーブがいっぱい実をつけていました。
岡山市の新しいスポットです。


さて、番組では岡山放送が四半世紀以上にわたる、手話の普及の軌跡についての9月23日放送の番組「手話言語から考える情報アクセシビリティ」についての審査でした。
まさにOHK×SDGsにふさわしい内容で、委員一同から高い評価を受けました。
ひとりも取り残さない活動をゴールとした岡山放送の姿勢に脱帽いたしました。
個人的な意見として、大原孫三郎翁が設立した大原社会問題研究所は、孤児院から出発した石井愛染園に起源をもちます。戦前、言論の弾圧を受けながら継続した同研究の所長であった高野岩三郎は、戦後、初代の日本放送協会(NHK)会長に就任しました。


現在の言論の自由を保障したマスコミ界への貢献は大きく、その制定に際しては、高野が歩んできた同研究所の精神が底流を成していると思料します。その精神や功績が、間接的にせよ、岡山の地方局においても脈々と引き継がれていると感じた点を申し上げました。