秋が深まり、朝晩がめっきり寒くなって参りました。
11月11日は、月1回の職場全員ミーティングを終えてから、この日は井原市指定管理者選定委員会がありました。
快晴の空を眺めながらクルマを走らせ井原市へ向かいました。
昼休みの時間を利用して、田中美術館で開催中の特別展「没後110年 荻原守衛〈碌山〉―ロダンに学んだ若き天才彫刻家―」を拝観いたしました。
田中美術館の紹介によれば「荻原守衛(おぎはらもりえ)(号 碌山(ろくざん)、1879~1910)は、長野県南安曇郡東穂高村(現安曇野市穂高)に生まれ、留学先のパリでロダンの《考える人》に接し彫刻家になることを決意します。帰国後は、ロダンの影響を受けながら独自の彫刻を模索し、文展に《文覚》や《北条虎吉胸像》などの意欲的な作品を発表しましたが、30歳の若さで没しています。明治時代後期に登場した荻原守衛は、帰国後わずか2年の活動期間ながら、日本彫刻界にロダニズムの新風を吹き込みました。荻原と親交のあった高村光太郎、戸張孤雁、中原悌二郎といった同時代の彫刻家たちも、ロダンと荻原の存在によって自己の芸術を開花させ、大正期の彫刻界で頭角を現していきます。本展では、荻原守衛の全彫刻15点を始めとするブロンズ、素描、油彩画を展示し、彼の追求した芸術を検証すると共に、同時代に活躍した彫刻家、画家の作品をご覧いただくことにより、明治後期から大正へと続く日本近代美術の流れをたどります。」とあります。
若い頃、長野の禄山美術館へ足を運んだ思い出がよみがえりました。
心に清涼を頂きました。
お気に入りの笠北でラーメンを食し、田中苑で紅葉を眺めました。
大きな櫂(かい)が見ごろでした。
夕方まで続いた指定管理者選定委員会では、創意工夫された企画のプレゼンテーションが続きました。