▲ 卒業生による寄せ書き
9月30日、六人のゼミ生卒業生達が、名古屋駅前の居酒屋で送別会を開いてくれました。学生服やユニホームの製作・販売会社、障害者福祉施設、眼鏡量販店、生鮮野菜販売会社など職種、勤務形態、勤務地が異なるため新入社員では退社時間がおもうようにならない中を集まってくれたことに感激です。
また、教員では名城大学に移られた庄村勇人先生がかけつけてくれました。開始が20時10分、全員が揃ったのが20時40分でした。この気持ちがとても嬉しかったし、なんと言っても、「男子三日あわざれば刮目してみるべし(三国志演義:古すぎますね)」と申しますが、卒業して半年で全員が別人のように成長した様に、安堵感と頼もしさの両方を感じました。
授業や部活動、そして地域活動や学園祭など四年間を悩みながらも全力で駆け抜けた彼ら彼女らは、この先も幾多の試練に遭遇しても互いに助け合い、励まし合いながら、きっと乗りきって行ってくれると信じる事が出来ました。3月の卒業式にも頂いたのですが、また、ここでも寄せ書きを書いてくれました。教員二人が酩酊するなかで、明日も早朝から勤務がある彼ら彼女らの半数が、ノンアルコールでした。まったく、申し訳なくて照れ笑いの連続でした。
さて、10月2日(日)最後の地域ボランティアとして参加した逢妻地域交通安全教室を無事に終えました。学年途中の離任なため、送別会を辞退していましたが、先週来、若手有志の先生や大先輩の先生達、そして学生や卒業生達が、送別会を次々と開いてくださいました。こうして、今日はいよいよ愛知県に別れを告げる日です。
夕方からゼミの学生達が最後の見送りを兼ねた送別会を名古屋駅前の焼肉屋で開いてくれました。そこへサプライズで卒業生が四人かけつけ、また、仕事で参加出来ないと、二人の卒業生から過分なプレゼントを頂きました。そして三年生から寄せ書きの入った、オリジナルの架時計を頂きました。思い返せば、実は学生達から教わった四年半でした。学生、卒業生、同僚の先生方、地域の皆様方に心から感謝です。
明日からは、両親の世話をしながら、勤務地が少し離れますが、岡山大学へ勤務します。担当はまちづくりです。愛知学泉大学での経験を大切に、また東京時代の人脈を頼りに、52歳のオヤジは新たなスタートを切ります。
名古屋駅を遠ざかるにつれ新幹線車窓から眺める夜景が、涙腺緩み霞んでいます。
結局、地域会議、豊田市、トヨタ自動車、同僚、学生、卒業生とほぼ連日の会となりました。人の心の温かさに感謝です。
(愛知学泉大学としてのブログはこれが最後です。ご覧頂いた皆様、ありがとうございました)
▲ 三年生からの贈り物