倉敷から水島での一日

高梁川流域をテーマとして、6月7日、複数の仕事の打ち合わせを行いました。

とは申せ、この日は朝から危険なくらいの豪雨で、新幹線や山陽本線に遅れが出ていました。朝から晩まで倉敷で過ごす予定であり、雨は残念でなりません。


まずはいよいよ着手した倉敷駅前再開発事業の阿知三丁目エリアを見学、通りは仮囲いで覆われ、老朽化した建物が次々と除却されていました。

美観地区側とは異なる、少しディープな雰囲気のお店が軒を連ねていましたので、これからのまちの変貌ぶりに期待が寄せられます。

まずは、しゃれたカフェ&バーガーショップで腹ごしらえ、ピリ辛のチリドッグと丁寧に入れてくれたアイスコーヒーのお味と相性はぴったりでイケました。

さて、地域の諸団体が合従連衡して活動する高梁川流域学校も4年を数えられ、数々の実績を生み出されてきておられます。


岡山大学地域総合研究センターは、同流域学校設立前の、水辺のユニオン、グリーンデイズカレッジの活動から、お手伝いをさせて頂いてきました。

ときあたかもSDGsが言われ、実践される時代となり、これまで以上に、もう一歩踏み込んだ連携の可能性の有無について岡野智博理事・事務局長と意見交換をさせて頂きました。

そのあと倉敷市へ参り、企画財政局企画経営室にて倉敷市はじめ関係団体と活動を進めている環境学習プログラムやSDGsについて打ち合わせを行い、次いで建設局建設部にて、真備地区の災害公営住宅等の整備事業の進め方をテーマに打ち合わせを実施しました。

また、災害対策本部やスポーツ振興課、商工課など役所を2階、4階、6階、7階と、まるで新聞記者の「廊下トンビ」よろしく動き、情報交換をさせて頂きました。


それから大急ぎで倉敷駅へ戻り、水島臨海鉄道で水島へ移動、萩原工業へ向かいました。

萩原工業では、浅野和志代表取締役社長、吉田淳一取締役とシンポジウムの件を中心に、水島滞在型環境学習の進め方、一部上場企業としてのSDGsへの対応、東京五輪をきっかけとしたスポーツによるまちづくりや企業活動など、幅広い意見交換をさせて頂きました。

そして最後は、みずしま財団の事務所で、同財団の塩飽敏史研究員ならびに水島滞在型環境学習コンソーシアム副会長で、水島家守舎 Nadiaの古川明氏と合流、同コンソーシアムの組織運営や財務に関する打ち合わせを行い、夜は4月に岡山大学から萩原工業に就職した板谷尚弥君を呼んで、財団事務所傍にある、おしゃれなお店「大衆酒場水島ギャラリー」に集いワインで乾杯いたしました。


臨海鉄道の最終ちかくまで盛り上がりました。