岡山まちとモビリティ研究会

4月17日、平成29年度第1回となる岡山まちとモビリティ研究会を開催しました。

今回は初めての公開研究会としました。これまで産官学や市民団体が連携して都市交通や交通を絡めたまちづくりを考える会を継続しながら、昨年の7月の研究会で、金沢市、広島市、熊本市の市内回遊バスについて話題提供させて頂き、岡山市にも回遊バスがあれば良い、との議論をきっかけに検討が始まり、それが実現することとなりました。プレス発表の甲斐あって、多くのマスコミがつめかけてくれました。

当日は、開会にあたり、研究会会長を務める本学の高橋香代理事・副学長(企画・評価・総務担当)と研究会第Ⅱ分科会長の梶谷俊介氏(岡山経済同友会地域振興委員長・岡山商工会議所副会頭)があいさつしました。研究会は、小職が進行役を担当いたし、まず、「平成28年度超小型モビリティ実証実験について」岡山市から話題提供がありました。また、平成29年度の新たな実験についても提案がなされました。これは、超小型モビリティ(コムス)を利用した実証実験プロジェクト(通称オカモビ)の結果報告との位置づけです。

次に、研究会メンバーの宇野自動車株式会社が、JR岡山駅-岡山後楽園の区間を結ぶ直通シャトルバス「岡山後楽園バス」の運行開始について発表、担当者が詳細を説明しました。

研究会に引き続き、岡山大学創立50周年記念館玄関前に後楽園バスを乗り入てもらい、お披露目式を開催しました。岡山県後楽園事務所長の野崎正志様よりお祝辞を頂戴いたし、続いて、宇野自動車株式会社の宇野取締役社長からご挨拶をいただきました。

岡山まちとモビリティ研究会の具体的な成果とすることができました。

岡山駅と後楽園を結ぶシャトルバスは、この4月27日から運用します。