江戸での初詣


眼鏡を新調すべく、1月6日は朝早くから、予約していた御茶ノ水の眼科へ向かいました。
白内障の検査をはじめ、眼病の進行状況について精密検査を受診しました。加齢による目の衰えは否めないものの、幸い重篤な病気はなく、まずはひと安心いたしました。健康であることのありがたさを、こうした折に改めて実感します。

検査には午前中いっぱいを要しましたので、昼食は眺望の良い新御茶ノ水ビル最上階にある「銀座アスター」へ。名物のアスター麺をいただきました。いわゆるラーメンですが、税込みで三千円余り。それなりのお値段ではありますが、多くの食材がふんだんに使われた一杯は、その価値に十分見合う、美味なる逸品でした。

午後は、江戸総鎮守「神田明神」へ初詣に参りました。境内は、初詣さながらの大変な人出で、特にスーツ姿の方々が目立ちました。証券会社の皆さんが商売繁盛を祈願されているのだろうか、などと想像しつつ歩きます。神田明神は「勝守」で知られることもあり、年始らしい熱気に満ちていました。ご神馬や銭形平次の記念写真板などを眺めながら、ゆるりと境内を一周しました。
続いて、徒歩で学問の神様「湯島天神」へ向かいました。こちらは一転して、受験生とその親御さんで境内が埋め尽くされています。湯島名物の梅にはまだ少し早く、ほとんどがつぼみの状態でしたが、ようやく一輪、紅梅が咲いている木を見つけました。
実は、一番上の孫の大学進学が、このたび無事に決まりました。これまで願をかけさせていただいた神田明神と湯島天神に、あらためてお礼参りをさせていただいた次第です。あわせて、これから受験を迎える皆さんにも、どうか力を発揮できますようにとお願いしました。

まだ時間に余裕がありましたので、湯島天神のほど近くにある「旧岩崎邸庭園」を拝観しました。ここ岩崎邸は、高知が生んだ偉人であり、三菱の創始者・岩崎彌太郎の長男、岩崎久彌翁が暮らしたお屋敷です。ペンシルベニア大学ウォートン校を卒業した人物でもあり、遠く海を越えた学びの系譜に思いを馳せました。
贅を尽くしながらも品格を失わない和洋折衷の建築には、明治の息吹と近代日本の気概が感じられ、しばし時を忘れて見入ってしまいました。

こうして、医療、食、信仰、そして歴史に触れる一日となり、新春のひとときを、心静かに、ゆるりと過ごすことができました。

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