NPOまちづくり推進機構岡山が、12月16日~17日(一泊二日)、重要伝統的建造物群保存地区指定を目指す広島県府中市を訪問いたしました。
小職が、同NPOの理事会にて、ふるさと財団さんとの関りで府中市様を訪問させて頂いた報告をしたところ、本NPOも備後地域のまちづくりに深く関わってきた実績があります。
また総務省も応援する取組であれば、ぜひ、現地での視察調査を含め、府中市や地域の皆様方の取組みを学ばせて頂き、また、われわれも岡山県内を中心としたまちづくり活動の現場に深く関わってきた経験をご披露させて頂き、地域の皆様とも意見交換をさせて頂く機会を頂戴できればとの思いで衆議が一致いたし、今回の視察となりました。
こうして当方はNPOメンバーである、建築士、弁護士、Webコンサル、日本政策投資銀行、学識はじめ、府中市で15年間、子供バレーボール教室を開催している岡山シーガルズらで構成して府中市を訪問しました。
まず、府中市へは岡山駅から山陽新幹線で福山駅へ、そこから福塩線でJR府中駅となります。駅前の道の駅びんご府中を見学いたしました。
地元の野菜や特産の味噌が所狭しと並び、併設されたレストランは大盛況でした。
迎えて頂いたのは、府中商工会議所、府中中央ライオンズクラブ、上下商工会、府中市観光協会、上下まちづくり協議会、府中市観光課、中国銀行の皆さんです。
初日は、上下町まち歩きのあとで、意見交換会を開催しました。岡山県の津山、倉敷、矢掛など重要伝統的建造物群保存地区における先行事例を紹介。予定時間をオーバーして活発な意見交換、話し合いが続きました。
二日目は、国登録有形文化財に登録されている「恋しき」にて、スポーツ観光や産業観光の可能性について、腹蔵ない本音の議論がなされました。
昼食に名物「府中焼き」を食しながら、今後の継続した交流の可能性について合意することができました。
府中市、商工会議所さんらと共に備中備後圏域交流の企画コーディネートを担当させて頂き、担い手である地域の皆さんとNPOとの連携の在り方についても深い学びを得ることができました。
暮れの多忙の中で、迎えて頂いた府中市の皆様方に心より感謝申し上げます。